鏡の向う「4.教育再生実行会議」

安部首相が提唱する、「強い日本」を取り戻すための「経済再生」と並ぶ重要課題「教育再生」について、24日首相官邸で初会合が開かれました。会議では、いじめや体罰への早急な対応ほか、教育委員会制度や6・3・3・4制の見直しなどが議論されるようです。

冒頭の首相の強い意思表明には、心強さを感じました。その後この日は、いじめや体罰の問題が話し合われました。その中で委員の1人から、「問題解決には通報制度の法整備が必要」といった意見が出ていました。いきなり対応策の提案、唐突で根拠に乏しい意見には驚きました。
問題解決の道筋、それは「情報収集→情報分析→課題整理→原因追求→対策案→対策案検証→対策決定」が一般的な進め方です。課題一つひとつについて手順に沿った慎重な協議を通し、教育現場に混乱を招くことのない実効性のある対応策の決定と実施を望みます。
鏡の向うに見えるもの、それは強い日本再生への国民の願い、そしてその実現のためには有識者のみでなく現場の声が聞ける体制作りも必要。(continue)
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